MIRAGE

MIRAGE - Performance Art with Substitutional Reality system from Hitoshi Taguchi on Vimeo.

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MIRAGE(無料)
日時:2012.8.25
場所:日本科学未来館
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 TwitterFacebookでチョロチョロと流れてきていたMIRAGE。代替現実システム、体験型パフォーマンス・アート、科学未来館、デザインは山中俊治。気になるキーワードは散らばってた。なんだろ?と思いつつ、仕事中だったりとかでしばらく詳細を確認していなかった。これが後でものすごく後悔することになる…。

 落ち着いた頃にまだ誰かのつぶやきでみて、ウェブサイトに行ってみると

”「MIRAGE」はサイエンスとアートの結びつきからうまれた体験型パフォーマンス作品です。
多数の観客に向けて行われる通常のパフォーマンス作品と異なり、「MIRAGE」ではたった一人の体験者に向かってパフォーマンスが繰り広げられます。ヘッドマウントディスプレイが組み込まれた「エイリアンヘッド」と呼ばれるデバイスを装着した体験者は、 音楽、光、そして2名のダンサーの身体が織りなす約8分間の、現在と過去を行き来する世界を体感します。
「MIRAGE」の世界では、過去に記録されたパフォーマンスと目の前で行われているパフォーマンスが体験者の気づかないうちに切り替えられ、さらには両者を重ね合わせることで、現在と過去を同時に体験します。 パフォーマンスが進むにつれ、目の前で行われているパフォーマンスのどの部分が現実で、どの部分が過去なのかを判断することは完全に不可能となり、体験者自身がそれぞれ認識した独自の現実を、自分の言葉で紡ぎあげる作業を求められます。 体験後の各自が語るパフォーマンスの内容は全く異なっており、わたしたちが当たり前だと感じている現実が、実は極めて曖昧で主観的なものであることを教えてくれます。”

とある。まだよくわからないけど面白そうだ。
そしてサイトをみて一度目の後悔。なんと、体験者を募集している。いや、してた。余裕で締め切られてた…。
でも、サイエンスディレクターの藤井さんとパフォーマー・GRINDER-MAN代表のタグチさんのパネルトークはまだ募集してたので予約して行ってみた。

 まずはパフォーマンスを観覧。「エイリアンヘッド」を被って椅子に座る体験者。ダンサー(男には女2人、女には男2人)。観覧席右上スクリーンに映しだされる「エイリアンヘッド」の中で流されている映像。エイリアンヘッドの中の映像は全方向で撮られた映像なので、首を動かすとその角度位置の映像が流れる。つまりヘッドをつけている状態でも現実の見ている方向や角度は維持されるということ。会場でもらった紙によれば、マトリックスやインセプションはSRをモチーフにした映画ということになるらしいのでイメージしてもらうとわかりやすいのかな。内容は上記引用の通り。観覧しているレベルではやっぱりもの足りない。俺も体験したいと2度めの後悔。

 終わった後に体験者を交えたショートトークがあった。その時体験者の人が「エイリアンヘッドを被ってグルグルと周りを見たりしてみた段階ではすごいなとは思うんだけど、現実と錯覚するようなことはなくて、まぁこんな感じかというイメージはできた。でも映像とリンクした状態で体に触れられたり、手を握られた時にもう訳がわからなくなった。」と言っていた。ここにきて3度めの激しい後悔。もう悶々とするのみ。

 結論的には、一応観に行って良かったなとは思うものの、99%は「俺も体験したい。」その気持ちしかなかった。あぁ、またどこかの機会で体験できることを望むのみ。


下記、パネルトークでの藤井さんの話から何となくメモ。

・現実はそこにあるわけではなく、脳が作っている。
・脳が信じるお話を地続きに与えれば多少の齟齬があっても人は信じる。
・SRによってこれまでにできなかった別の人間に同じ状況設定を与えることができるもの。
・SRは正解を測るための装置ではないと思う。



[関連URLメモ]
http://mirage.grinder-man.com/

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