民藝展とバーナード・リーチ展

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民藝展(無料)、バーナード・リーチ展(800円)
日時:2012.9.9
場所:日本橋三越
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 日曜出勤。13時から会社で害虫駆除の薬を巻く連絡が来てたので、午後いちくらいで仕事を切り上げて会社からテクテク八重洲の方に歩いていた。高島屋の横を通るときにふとみると「バーナード・リーチ展」と「民藝展」とあって、日時も9/10までだったので、これは行っておかねばと駆け込んだ。

 とりあえず手前でやってた「民藝展」。これはよくあるデパートの8Fとかの催会場で各地の民藝品とか集めて売りまっせみたいなやつだったんだけど、すごい楽しかった。器は本当に駄目です。基本的に家にはほとんど白い柄なしの器を置くようにしている。どうせ割ってしまうんだろうなと思ってしまうのでいいものを買っているわけでもない。少し良い感じのものをみるとやっぱり欲しくなってしまうんだけど、それを買ってしまうと他の皿達が全部陳腐化してしまうという不安…。

 で、「バーナード・リーチ展」。そういえばこれまでリーチの作品は確か大山崎美術館で河井寬次郎とかと一緒以外にまとめてみたのははじめてだったけど、さすがにいっぱい作ってるんだな。1953-4年くらいに九谷で作った四角い絵皿が一番気に入った。民藝運動ってアーツ・アンド・クラフツの流れで考えても自分としてはすごく理想に近いんだけど、陶器に関しては技倆がうまく理解できなくて何だかうまく自分の中で消化できない。書道とか、イラストとかに似ている感じで技倆というより好きかどうか判断したい部類なんだけど、使うものとして考えてしまうと料理がうまくみえるかとか、割れたりとか大丈夫とか考えてしまうので、なかなかそれだけでは買えない。でも飾るために買うというのはあんまり考えられないし。陶器は家族とかできたら興味持ちはじめる気もする。