築地本願寺
伊東忠太ファンを自称しつつ、東京に来てから全然行ってなかった築地本願寺。鷲田さんの講座とともにやっと行ってきた。
京都の平安神宮の設計、法隆寺が日本最古の寺院建築ということを示す、Architectureの訳を「建築」として定着させるなど建築家・建築史家として多大な功績を残している伊東忠太ですが、僕のもっとも興味深く、大好きなのは彼のスケッチ。特に修学旅行記とか、世界一周旅行のものとかは本当に堪らない。日本建築学会がアーカイブを公開してるので下のURLで見てみてください。ここには結局アップされていないけど、怪奇図案集とかもすごくいい。築地本願寺には、その鳥獣とか妖怪好きが垣間見える彫刻がポコポコ設置されてます。
【ライオン(獅子)】
【牛】
【鳩】
孔雀ではないらしい。
【馬と獅子(?)】
【猿】
【象】
本堂にはX JAPANのhideコーナーが用意してあって、何かまだフャンの子とかは毎年来ていたりするらしく、ノートが置いてあり、来た人は書き込んだりしていた。14年も経ってるのにすごいなと思いつつ、パラパラとノートをめくってみた。
そういえば、まだ大阪にいた時に撤去が決まって工事に入ってしまっていた阪急コンコースのモザイク画とかは、結局保存するとかもなくあのままどうにもならなかったんだろうか?だとしたら残念だ。
[関連URLメモ]
日本建築学会 デジタルアーカイブス|伊東忠太資料
http://news-sv.aij.or.jp/da2/gallery_3_chuta1.htm